カルライフ

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なぜ、人を好きになるのか?

印象形成

ある人物についていろいろな情報が与えられる。

 

例えば、「賢い、器用である、真面目、優しい

 

冷たい、注意深い」などとあげるとキリがない。

 

 

 

他者について複数の情報が与えられると、

 

私たちはその情報にもとづいて他者の全体的な印象をつくりあげる。

 

これを、「印象形成」と言う。

 

このとき、与えられた情報は均等に作用するのではなく、

 

印象に大きな影響を与える中心的な特性

 

それほど影響を与えない周辺的な特性があります。

 

 

 

つまり、周辺的な特性を変えても印象はあまり変わらないものの、

 

中心的な特性を変えると印象は変わるのである。

 

例えば、「冷たい」が中心的な特性であれば、

 

これを「温かい」に置き換えると印象が変わることがわかっています。

 

 

 

 

良いところがあると、全体的に良く見える

ある人物が望ましい特徴を持っていると、

 

その人物が全体的に望ましく見えることがある。

 

これをハロー効果光背効果)と呼びます。

 

 

 

例えば、何も特徴のない男性が

 

「有名な大学出身や企業で勤めていたりすると」

 

人間的に優れているに違いないなどと、

 

全体的に良く見えたりすることを言います。

 

 

 

このように望ましい特徴というのは、

 

その特徴と関連のない性格や行動の評価にも

 

影響を及ぼすことがあります。

 

 

 

 

対人関係の発展における「近さ」の役割

対人関係の発展には何が関係するのだろうか。

 

とある研究において、近接性と類似性が関連することがわかっています。

 

印象形成において、初めの方に提示された情報の影響を「初頭効果」、

 

終わりの方に提示された情報の影響を「親近効果」という。

 

例えば、初めて出会った人同士が同じ出身地であった場合は、

 

意気投合することが多い。

 

ところが時間が経過するにつれて、

 

態度が似た人と親密な関係を築くことになる。

 

このように対人関係の形成関係においては、

 

当初は近接性が影響して、時間が経つと態度の類似性が影響する。

 

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