人生論、考え方
カール・ロジャーズ (1902年~1985年) アメリカ合衆国の臨床心理学者 [目次] 基本的なロジャーズの考え方 ロジャーズの性格論 現象学とは何か? 自己概念 自己一致 適応状態と不適応状態 ロジャースの考える心理とは? 基本的なロジャーズの考え方 実現傾…
私たちが抱えているコンプレックスは、 対人関係の中でそれが刺激され、 行動として表れることが多いということがある。 つまり自分より優れていると感じられる存在や、 自分より愛されている人の存在であったり、 それらが自分の中のコンプレックスを刺激し…
アメリカの臨床学者カール・ロジャーズ(1902~1987) 来談者中心療法(1951)は、臨床心理学特にカウンセリングの世界に最も大きな影響を与えた。 [目次] 1)来談者中心療法の発見 2)基本的な考え方 (A) 実現傾向 (B) ロジャーズの性格論 現象学とは何? …
ユング心理学の一つの基本的な傾向として、 「人間の心には常に相反する二つの気持ちや傾向が同時に存在している」 という考え方があります。 例えば、愛と憎しみが同時に存在することがあるのは、 多くの人が周知のことであろう。 他にも恋人と別れたいと考…
人生を前向きに生きる名言をまとめてみました。 必要なことはただ一つ、できると信じることだ。 アンソニー・ロビンズ 米国の自己啓発作家、コーチ、講演家 壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから…
人生の意味を考えさせられる偉人の名言をまとめてみました。 人間は自分をあまりに重要視しすぎるのです。我々人間は、鳥やアリの生より決して困難なものではなく、むしろもっと楽で素敵なものです。 ヘルマン・ヘッセ ドイツの小説家、詩人、ノーベル文学賞…
男女の恋愛観について、ある本に書いていたことで妙に納得したことがあるので、 ここに書いてみたいと思います。 簡潔に申しますと、男性は女性を「引き算」で評価して、 女性は男性を「足し算」で評価するということです。 これをうまく、恋愛に取り入れて…
人は、「自分はこうかも?」「あの人はこうだ?」などと思い込んでるうちに、 無意識にその思いに沿った行動をする傾向があります。 その結果、思い込みが現実化してしまうことがよくあります。 これを心理学では、「自己成就予言」と言います。 例を挙げて…
ユングは、人間の心のはたらきを4つに分けて、 そのどれが主にはたらくかによってその人のタイプが決まるとした。 そのはたらきは「思考」「感情」「感覚」「直感」である。 思考機能は、ものごとを論理でとらえて理屈で判断していくはたらきである。 一方、…
すべての人の深層に普遍的に潜んでいる元型の中でも、最も心の奥深くに「自己」という元型があると考えられた。 自分の中の異性イメージや異性的な部分、あるおは理想の異性のイメージをアニマ(男性の中の女性像、女性的な部分)、アニムス(女性の中の男性…
自分自身の性格について、自分で思っているのとはまったく異なる印象を他人が抱いているケースはよくあることです。それを、アメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが「対人関係における気づきのグラフモデル」として、図で表現しました。後…
自分の心の中で感じていることを閉じ込めることなく、適切に相手に伝えていくと、人間関係はより深いものとなっていきます。 「自己開示」とはそもそも何か? 自分の考えや感情、体験談、人生観などを、他の人に率直に話すことを自己開示と言います。言いだ…
人はどのようにして、恋愛や結婚の相手を決めるのでしょう。 アメリカの心理学者バーシャイドらは、自分に似た部分をもつ人をパートナーとして選択する傾向があることを発見しました(マッチング効果)。つまり、人は自分よりも魅力的な人に拒否されることを…
人間の欲求には限りがなく、どんなに富や権力を得ても、次の欲求が絶えることはありません。しかし、欲求不満状態が生じてしまうのは悪いことではありません。それは人間が進歩をしていくなかで、原動力となるのです。 アメリカの心理学者アブラハム・マズロ…
職場や学校などでの人間関係の悩みは、なかなか絶えないものであります。理想の人間関係とはどのようなものだろうか。 公平なやりとりが良い関係を保つ秘訣 誰でも周囲の人たちと良い関係を築きたい、他人から好かれたいなどと考えるものです。そのために大…
ユングとフロイトの関係について スイスのユング,C.G.(1875~1961)は、精神科医のフロイトの友人であり弟子でもあった。しかし、後に両者の関係は破綻している。そして、ユングは分析心理学を提唱した。 両者の心の考え方の違い フロイトの心の考え方は、「…
人間が不幸なのは、 自分が幸福であることを 知らないからだ。 ただそれだけなのだ。 フョールド・ドストエフスキー(ロシア 小説家) 「他人の芝生は青く見える」というように、人は自分の幸福をあまり実感できる機会は多くはありません。「自分にないもの…
19世紀のドイツの哲学者 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ 「哲学」というと難しく聞こえるが、彼の考え方は人生において、前向きになれるヒントばかりである。 ニーチェの教え、ことば 人生はさながら、旅のようなもの。 自分という人生を体験する、終…
山に登っているときに、 ちょうど半分くらい登ったところで、 「まだ半分ある」と考える人と「もう半分しかない」と考える人がいます。 このように、目の前の現実は同じですが、 認知のしかた、物事のとらえ方によって、心の在り方は180度変わってしまいます…