自己開示によって自分を変える
自分の心の中で感じていることを閉じ込めることなく、適切に相手に伝えていくと、人間関係はより深いものとなっていきます。
「自己開示」とはそもそも何か?
自分の考えや感情、体験談、人生観などを、他の人に率直に話すことを自己開示と言います。言いだしにくいことなどを、相手に上手に伝えることができると、あなたの周りの人間関係は、より現実的なものとなり生き生きとしたものになる。
自己開示を行うときは、今あなたが感じていることに集中して注意を向けること。その感情が単に一過性・一時的なものか、もしくは、自分の中にしっかりと根ざしたものであるかを認識し判断できること。そして、相手にその感情を伝えるとき、あるがままの形で相手に伝えることが重要です。このような点に注意することで、効果的な自己開示ができます。
自己開示で自分を変える
適切に自分を相手に伝えることができると、相手もそれに応えようと、思っていることや感じていることを伝えようとします。相互に自分を開き合うことによって、人間関係は深いものとなっていきます。
お互いに感じていることを率直に話し合うことで、今まで気づかなかった自分を見出せることも可能である。自分のことは自分が一番分かっているようで、実は分かっていないものです。
周りから指摘されることで、もっと自分を知るようになります。このように、自己開示をすることによって、自己について多く知り、自分をよりよい方向へ導くことができる。
自己開示の意義
● 自己開示によって自分の存在感や価値観を増すことで、相手との信頼関係を築くことができる。
● 知らなかった自己に気づき、自分をよりよい方向へと変えていくことができる。