カルライフ

人生を変える言葉、考え方、知識を書いていきます。人生をより良いものに

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ダメだと考えるとダメになる

人は、「自分はこうかも?」「あの人はこうだ?」などと思い込んでるうちに、

 

無意識にその思いに沿った行動をする傾向があります。

 

その結果、思い込みが現実化してしまうことがよくあります。

 

これを心理学では、「自己成就予言」と言います。

 

 

例を挙げてみると、「自分はコミュニケーションをとるのが苦手」だと思っていると、

 

余計に緊張をしてしまい、発言することに消極的になりがちです。

 

そのようになると、人前で話すことがますます苦手になってしまいます。

 

 

 

自己成就予言はプラスにもマイナスにも働きます。

 

例えば、「君はとても賢い」などと言われると、

 

本人のモチベーションや自己肯定感が増し、

 

実際に良い結果に結びつくこともあれば、

 

逆に「君は無理、ダメだ」などと言われ続けると、

 

その言葉どおり、成果が出せないこともあります。

 

前者は「ピグマリオン効果」、

 

後者は「ゴーレム効果」と言います。

 

 

 

教える立場の人間が、「能力がない」と判断すると、

 

言葉には出さずとも相手に影響を与えてしまいます。

 

集団全体の力を高めるためには、

 

自分を含めたメンバー全員を信頼することが必要不可欠です。

 

 

思い込みは現実化する

 ・できると思うとできる

「絶対に試験を突破できる」と思い込むことで、

集中力をもって粘り強く取り組み、

実際に目標を達成することができる。

 

 

・占いの結果に左右される

占いなどで「あなたは神経質な人だ」と言われると、

自分は神経質な人間だと思い込み、

実際にそのように行動をしてしまう。

 

 

・フラれると思うとフラれてしまう

恋人が自分のもとから離れてしまうことを恐れて、

「自分のこと、本当に愛している?」などとしつこく聞いていると、

恋人が愛想をついてしまうこともある。

 

 

・風評被害を受けてしまう

とある企業にまつわる根拠のない噂が流れると、

消費者が離れたり、企業イメージが悪くなったり、

よい人材が集まらないようになったり、

会社の業績が下がってしまうこともある。

 

 

過度の期待はダメ

ダメだと考えることはダメだと説明しましたが、

 

逆に、過度な期待をかけたら、

 

それがプレッシャーになることがあります。

 

言葉で信頼を押しつけすぎるより、

 

「信頼」を表現するほうが、

 

相手の心にはよい影響を及ぼすかもしれません。

 

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