カルライフ

人生を変える言葉、考え方、知識を書いていきます。人生をより良いものに

[スポンサーリンク]

自分を特別視してしまう

 

人間の幸せには自尊心は必要不可欠です。

 

しかし、過剰なまでにそれが

 

肥大してしまっている場合は問題です。

 

ありのままの自分を愛せなくあり、

 

自分に対して異常なほど

 

誇大感を持ってしまい、

 

自分は周囲とは違い、特別な才能があり、

 

周囲は自分を認めてほめ讃えるべき

 

存在だと考えます。

 

これを心理学では、

 

自己愛性パーソナリティ障害」と呼びます。

 

 

 

そのために、他人からの評価には過敏に反応し、

 

もし批判でもされるようなら、

 

普通ではありえないくらい強い怒りを表します。

 

また、プライドが極めて高いために、

 

挫折や失敗などを認めることが難しく、

 

著しく心を傷つけられることになります。

 

症状が深刻な場合は、

 

引きこもりなどになってしまうこともあります。

 

 

 

それなのに、他人の気持ちや立場を理解しようとせず、

 

他人への共感や思いやり、配慮には欠け、

 

他人は自分のためなら利用するものだと

 

考える傾向があります。

 

 

自己愛性パーソナリティ障害の発症の原因として、

 

過去に自己愛が傷つけられた経験が挙げられます。

 

親の過保護溺愛)と愛情不足

 

アンバランスな経験であったり、

 

並外れた優れた容姿や能力を持っていたりと

 

様々です。

 

 

ただ、音楽家や美術家など

 

ある芸術の創造的な職業においては、

 

このような傲慢さ、尊大さなど

 

妥協を許さないことにおいては

 

天才的な能力を発揮することもあります。

 

 

 

過剰な自己愛性

① 自分は優れているという根拠のない自信がある。

 

② 成功や権力、理想の愛を追求する。

 

③ 自分を特別な存在と思い、周囲も認めていると思う。

 

④ 称賛や賛美を受けることを非常に好む。

 

⑤ 特権意識があり、特別扱いを受けたがる。

 

⑥ 自分の目的のためなら、平気で他人を利用する。

 

⑦ 他人の気持ちを理解することができない。

 

⑧ 嫉妬心が強い。

 

⑨ 尊大で横暴な態度を取る。

 

[スポンサーリンク]