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メサイア(救世主)コンプレックスについて

人を助けたい人が持つことの多いコンプレックス 

「メサイアコンプレックス」とは、

 

自分が救われたいから他人を救う」とか

 

人を助けることで自分の存在を確認したり、優位に立とうとする

 

というコンプレックスである。

 

その心の奥には、「自分は劣っている」

 

という気持ちと、

 

「自分は他人を救うことのできる優秀な人間だ」

 

という両方の気持ちが複雑に絡んでいます。

 

劣等感コンプレックスとも関連が深いものです。

 

 

 

心理カウンセラーや臨床心理士、

 

福祉関係の仕事や看護職、介護職などの

 

いわゆる「援助職」を目指す人には、

 

このコンプレックスの持ち主が

 

多いのも事実なようです。

 

この行動に突き動かされた行動は

 

相手にありがた迷惑の感じを

 

与えることが多い。

 

つまり、助けられた側からすると、

 

一応はありがたいことではあるが、

 

本当にこちらのことを思っての行動ではなく、

 

自己満足であることは、

 

明らかな行動なのである。

 

 

 

また、本当に相手のためにと

 

思っているわけではないので、

 

相手がその援助の申し出を断ったり、

 

注文をつけたりすると、

 

機嫌が悪くなったりすることもある。

 

そして、その行動が思わしくなかったりした場合、

 

その事実に直面できずに

 

同じ行動にこだわり続けたり、

 

あるいは、反対に簡単に投げ出したり、

 

やっかいな展開になることが多い。

 

 

 

将来、援助職を目指そうと思っている人や

 

すでにその職に就いている人は、

 

自分がこのコンプレックスに

 

突き動かせられないように

 

気をつける必要がある。

 

そしてこのコンプレックスが

 

始まりの要因だとしても、

 

その行動の本当の目的が

 

本当に「相手の役に立つこと

 

としていくことが重要である。

 

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