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嫌いな相手は自分の影の部分

特に周りから嫌われている人ではないのに、見ているだけでイライラを感じさせる人に出会った経験は、誰にもでもあるでしょう。なぜ、そのように感じてしまうのか心理学で、少し考えてみたい。

 

 

心理学には、誰かに対して嫌悪感を感じるのは、相手の行動や性格に自分の「シャドウ」(嫌な部分)を感じとり、過剰反応している可能性があります。

 

 

「シャドウ」とは、心理学者ユングが提唱した概念です。ユングは、人前で見せている自分を「ペルソナ」、自分の奥底にあるもうひとつの自分を「シャドウ」と名付けました。

 

 

シャドウは、心の奥にある自分の「影」の部分、特に負の部分のことを指します。シャドウは普段の生活において、意識されるものではありません。

 

 

例えば、甘えるのが上手な人を見て、「なんか腹が立つ」と感じる場合、それは自分自身が無意識に周りに対して甘えることを我慢しているからかもしれません。

 

 

心の奥底に隠れている「甘えたい自分」を意識させられるため、イライラしてしまうのです。このような理由により、「なんか腹が立つ」相手は自分と似ている部分をもっている可能性があるということです。

 

 

なぜ、相手に対して「何か腹が立つ」のか理由を考えてみることで、自分自身を見直すきっかけとなるかもしれません。

 

 

 

嫌いな人への対処法

 「嫌い」「何か腹が立つ」という感情の裏には、押さえつけている自分がいることは先ほど説明しましたが、嫌いな人にはどのようにして対処すればいいのでしょうか。

 

 

あえて話しかけてみる

アメリカのとある調査によると、苦手な相手に対して自分から話しかけることで、関係改善に効果が見られたそうです。

 

 

相手に質問してみる

 質問することで相手も「頼られている」と感じ、悪い気はしないものです。おもいきって、質問してみましょう。

 

 

人間関係の一つと割り切る

仕事や目的の成功のために、人間関係の一つと割り切って、ドライな態度で接してみるのも手です。

 

 

相手をほめてみる

良いところを探してほめると、相手から好意的な態度が返ってきやすいものです。相手のよいところを探そうとする人ほど、相手との関係が良くなったというデータもあります。

 

 

 

「生理的に嫌」だと感じる

 「生理的に嫌」だと感じるのは、男性よりも女性のほうが多いようです。多くの女性が男性には清潔感を求めます。

 

 

そのために、不潔、服装の乱れや行儀が悪いなどと、見た目の印象で「生理的に嫌、受けつけない」などと決めつけてしまうことが多いようです。

 

 

それと、女性は男性よりも比較すると感情的になりやすく、一度拒否するとなかなか気持ちを変えません。

 

 

例えば、男性同士のけんかは早く解決する場合が多いですが、女性同士ですと解決に時間がかかる、もしくはそのまま中が修復できない場合が多いようです。

 

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